- 2025年4月東京
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【Add Venture Forum 開催報告】2025年4月19日(土)にアド・ベンチャーフォーラム in 東京を開催しました。

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:丸幸弘)は、2025年4月19日(土)、センターオブガレージ(東京都墨田区)にて「アド・ベンチャーフォーラム in 東京」を開催いたしました。本フォーラムには、社会課題の解決を目指し、新しい事業にチャレンジするベンチャー企業12社と、博士課程・修士課程の学生など44名が参加し、研究の社会実装の可能性と次の一歩目を互いに提案、議論しました。
当日は、ベンチャー企業と学生が交流できるブースセッションのほか、次の一歩を後押しするためのセミナー等も実施されました。
はじめに、主催者挨拶として株式会社リバネスひとづくり研究センター センター長 楠晴奈より「アド・ベンチャー」という言葉に込めた想い、この場で仕掛けてほしいことを伝えました。

次に、株式会社アグロデザイン・スタジオの西ヶ谷様、山田商会ホールディングの鈴木様をパネリストに迎え、パネルセッション「地球の課題を解決するアド・ベンチャーな生き方」を実施しました。スタートアップの事業と中堅企業の新規事業という異なる取り組みについて、取り組み始めたきっかけや、それによって個人の生き方がどのように変化したかをご共有いただきました。

さらに、ブースセッションで参加者とベンチャー企業のコミュニケーションをより密なものとすることを目的に、ショートセミナー「あなたの1min自己紹介をパワフルにする『QPMIサイクル』」を実施しました。この中で、自らのQuestionとPassion(QP)を言語化した上で、今日始めて会う隣の人に自己紹介をしてもらい、聞き手の共感をつくる自己紹介の力を実感していただきました。

その後には、各参加企業よりQPプレゼンを行い、自らのビジョンや参加学生と議論したいことを熱くプレゼンテーションいただきました。

メインプログラムであるブースセッションでは、各企業の研究者・経営者と参加者が、お互いの情熱や知識を組み合わせてできることがあるか、どんな仲間になれそうか、30分のブースセッションでは時間が足りないほどの濃密なコミュニケーションが繰り広げられました。

また、企業と参加者の次の一歩の活動を支援する「アド・ベンチャー奨学金」を今回も実施しました。ブースセッションの間に生まれた連携案をその場で申請した参加者20名よりショートピッチを行い、参加企業とこんなコトを仕掛けてみたい、絶対やるぞという宣言をしていただきました。発表できなかった方も含めて述べ30件以上の応募があり、これから、宣言していただいた内容を実現に向けて企業と一緒に計画書を作成していきます。
今後もアド・ベンチャーフォーラムでは、固定概念に捕らわれない研究を活かす方法、新しい働き方、新しい生き方を発信してまいります。
参加者の声
- (ベンチャー企業は)正直何をしているのかよく分からなかったが、それぞれ目的があって叶えたい問題があって会社を作ったんだということを知れた
- もっと強気な姿勢の方が多いかと思ったが、自分の研究を受け入れて多方面から考えてくれる姿勢が嬉しかった
- 同世代の熱い想いに沢山刺激を受けました!
- ベンチャーキャピタルの目的がはっきりわかりました。どう言う時に頼る場なのか腑に落ちました。
- (ベンチャー企業には)イノベーション起こしたい意欲が、大企業よりも非常にあることが感じられた
- 創業が浅い企業であっても非常に魅力的な技術シーズを多数持っていた
- 考えているだけではなく、自分の足で現場に入り、人と対話しながら動くことの重要性を改めて感じた。行動するからこそ、次の問いが見えてくるという姿勢に背中を押された。
- 研究のこと以外の自分の活動からもアイデアが生まれた。学会だとこれまでやってきた過去のことが中心だが、これからやりたい未来のことが中心のイベントだったのが印象的でした。
参加企業一覧(あいうえお順)
株式会社アグロデザイン・スタジオ、UntroD Capital Japan株式会社、株式会社ジャパンモスファクトリー、株式会社NEXTAGE、株式会社BIOTA、株式会社Hundred Semiconductors、株式会社プランテックス、株式会社ミーバイオ、モバイル・インターネットキャピタル株式会社、株式会社山田商会ホールディング、株式会社リバネスキャピタル、株式会社リバネス
■お問い合わせ
株式会社リバネス 重永・伊達山・岸本
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