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ベンチャービルダープログラム「Germination Reactor」チーム形成プログラムを開催しました!

2025年5月17日(土)・18(日)にセンターオブガレージ(墨田区)にて、社会課題の解決を目指す、ディープテックベンチャービルダープログラム『Germination Reactor(ジャーミネーションリアクター)』のチーム形成プログラムを開催しました。
1日目は、リバネス執行役員CHOの長谷川から、創業時に必要なマインドセットや仲間集めの際に重要なことを参加者に伝えました。講義の中では、研究者の「帽子」と経営者の「帽子」について触れました。創業時には、論理的に物事を考える研究者の帽子だけでなく、不確実な未来を実現するビジョンを語る経営者の帽子が必要であること、そして仲間はスキルではなく共感とマインドセットで選ぶことが重要であると伝えました。
ゼミに先立ち、リバネス執行役員篠澤から、自らがディープテックベンチャーの創業期から伴走した経験から、0から1を創るために、従来のPDCAだけでなく、QPMI(問い・情熱・ミッション・イノベーション)のサイクルを回していくことの重要性を伝えました。
その後、参加者がそれぞれ自分のQPMIを整理し書き出すことで自己理解を深め、さらにそれらを他の人に伝えて相互理解を促しました。このセッションでは、自らが言語化したQPMIを相手に共有し、共感をつくるプロセスを踏みました。そして、経営者の帽子、研究者の帽子それぞれを被って相手にプレゼンをすることで、創業に向けた仲間作りにチャレンジしました。
2日目は、「病気をゼロにする」をビジョンに掲げる株式会社メタジェン取締役CFO水口氏より、ディープテック分野での創業経験を伝えていただきました。水口氏は、後の創業メンバー2人と出会い、研究の話で盛り上がったこと、目指したい世界が重なったことが創業のきっかけになったことを話しました。そして、自らがCOO、CFOなど様々な役割を担う中で、走りながら自分のスキルを身につけていくこと、お互いをリスペクトし会うことが、これまでにない事業をチームで創っていく上で重要であるというメッセージを伝えました。参加者からは、時間が足りないほど積極的に質問が出ました。
後半からは、1日目にできたペアで、自分たちが創りたい事業を議論し、スライドに落とし込んでいくワークを実施しました。そして、最後には仲間を集めるために、解決したい課題、ビジョン、コア技術などを発表しました。
今回のプログラムではチーム形成を目的とし、まずは自己理解から始まり、自己開示による相互理解、そしてお互いがやりたいこと、譲れないことを議論しながらプランを考えていきました。次回に向けて、さらにこのプランを具体化するため、双方の拠点を訪問しあい、さらに現場で課題の理解を深めることを課題として持ち帰りました。
当日の様子
次回実施情報
日時:2025年6月1日(日)13:00-17:00
場所:センターオブガレージ(墨田区)
<今後の流れ>
お問い合わせ
株式会社リバネス GERMINATION REACTOR 運営担当
E-mail:[email protected]
TEL :03-5227-4198
その他のお知らせ
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場所:センターオブガレージ(墨田区)
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