- 2025年12月東京
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【Add Venture Forum 開催報告】2025年12月6日(土)にアド・ベンチャーフォーラム東京 2025冬を開催しました。

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 COO:髙橋 修一郎)は、2025年12月6日(土)、センターオブガレージ(東京都墨田区)にて、「アド・ベンチャーフォーラム東京 2025冬」を開催しました。本フォーラムは、「ベンチャーで働く」という選択肢を通じて、大学院生・ポスドク・若手研究者と研究開発型ベンチャー企業が出会い、対話を起点に新たな挑戦を生み出すことを目的として実施されています。
当日は、参加者と企業が互いの課題意識や研究・事業への想いを共有しながら、短時間で関係性を築き、次の一歩を構想するための多様なプログラムを実施しました。ショートセミナー、1分間のQP(Question × Passion)プレゼンテーション、複数回のブースセッション、そしてアド・ベンチャー・ピッチを通じて、単なる情報交換にとどまらない、実践的な対話が行われました。
はじめに実施したショートセミナー「あなたの1min自己紹介をパワフルにする『QPMIサイクル』」では、参加者が自身の問いと情熱を言語化し、相手に伝えるための視点を学びました。続く参加企業によるQPプレゼンでは、各社が現在取り組んでいるテーマや、参加者とともに挑戦したい課題が共有され、以降の対話に向けた土台がつくられました。

メインプログラムであるブースセッションでは、企業の経営者・研究者と参加者が向き合い、研究分野や立場の違いを越えて議論を深めました。限られた時間の中で、互いの背景や問題意識を理解し合いながら、「一緒に何ができるのか」「どのような共創に挑戦してみたいか」を語り合う、密度の高いコミュニケーションが展開されました。

本フォーラムの締めくくりとして実施した「アド・ベンチャー・ピッチ」では、参加者員が、自身が出会った企業とともに取り組みたい活動案を発表しました。参加者は、分野や取り組んでいることも異なる初めて出会う企業と短い対話時間の中で相手のビジョンや課題を捉え、自らの研究背景や関心と重ね合わせながら、新たなプロジェクトの構想を勇気を持って提案しました。

研究分野や経験、立場の異なる相手と出会い、短時間で信頼関係を築きながら共に挑戦するテーマを見出すことは、決して容易ではありません。そのような条件下において、参加者全員が自ら問いを立て、企業とともに次の一歩を描き、発表にまで到達するという、大きな成果を生み出すことができました。
ここで生まれた連携アイデアは、企業と参加者の次の一歩の活動を支援する「アド・ベンチャー奨学金」に申請することで、活動支援を受けることができる仕組みもあります。参加者らが宣言した内容を実現につなげるべく、企業と一緒に計画書を作成していきます。
アド・ベンチャーフォーラムは、異なる相手と出会いを起点として、知識を組み合わせ、新しいプロジェクトを生み出す「実践の場」です。今後も固定概念に捕らわれない研究キャリアを切り開く機会を発信してまいります。
参加企業一覧(あいうえお順)
株式会社エンドファイト、株式会社CULTA、株式会社天地人、株式会社BIOTA、株式会社Hundred Semiconductors、株式会社リバネスキャピタル、株式会社リバネス
■お問い合わせ
株式会社リバネス 伊達山・荘司・ラミア
mail:[email protected]
