【共同研究・連携事例】株式会社ミーバイオと筑波大学矢田目さんとの共同プロジェクト開始!

この度、2025年4月に実施したアド・ベンチャーフォーラムにて申請があったアド・ベンチャー奨学金の中から、採択テーマを決定しました。
アド・ベンチャー奨学金の情報はこちら
<採択テーマ>
テーマ名:企業と共に新らたなタンパク質改良に取り組みたい!
企業:株式会社ミーバイオ
研究者:筑波大学3年 矢田目翔理さん
以下は、学生からの奨学金申請内容です。
連携内容
タンパク質は様々な分野で用いられており、タンパク質の改良は工業的・商業的にも重要な要素である。既存のタンパク質改良法では、実験コストや開発期間に問題があり新たなタンパク質改良手法が求めれれる。そこで、構造生物学の専門家である貴社と共に新たなタンパク質改良法を探っていきたい。 本テーマ内では、私が代表を務めるiGEM TSUKUBAのコミュニティを利用して、学生と企業の交流も行っていきたい。
申請理由
現在私はiGEM TSUKUBAに所属し、機械学習を用いたタンパク質改良法の研究を進めている。研究を進める上で、専門家からメール等でアドバイスをいただいているが、学内ではタンパク質改良を専門とする教授が限られている状況である。 また、タンパク質改良および関連する実験(WET)の技術は非常に重要であるにも関わらず、学生間では十分に浸透していないのが現状である。 そこで私は、研究に関する専門的なアドバイスをいただくと同時に、バイオものづくりに関する知識や技術の普及を目指し、貴社と学生の交流を積極的に進めていきたいと考えている。
将来のビジョン
本活動内の目標は2つあります:
- タンパク質改良に関する研究活動
現在行っているタンパク質改良について貴社に助言をいただきながら進めていきたい。具体的には、改良を行うタンパク質の選定や、アッセイにおける実験系に関するものを考えている。 - バイオものづくりに関する貴社と学生の交流
私が代表を務めるiGEM TSUKUBAは、生物学好きの学生が集まるが学生団体であり現在25人程度が所属している。この団体と貴社との交流を通して、学生のバイオものづくりに対する興味感心を高めたい。また、本団体はSNSの運用や学内イベントの参加・運営を行っている。このような場において、貴社を宣伝することも可能だと考える。そのため、本活動を通して相互に利益のある活動にしていきたい。