【共同研究・連携事例】BIOTAと城西大学大学院 横溝 永矢さんとの共同プロジェクト開始!

【共同研究・連携事例】BIOTAと城西大学大学院 横溝 永矢さんとの共同プロジェクト開始!

この度、2025年12月に実施したアド・ベンチャーフォーラムにて申請があったアド・ベンチャー奨学金の中から、採択テーマを決定しました。

アド・ベンチャー奨学金の情報はこちら

テーマ名:珈琲粕の成分プロファイリングと微生物網羅的解析に基づく高速堆肥化と、乳酸菌定着解析による土壌細菌叢デザイン技術の確立

企業:株式会社BIOTA

研究者:城西大学大学院 博士後期課程 横溝 永矢さん

以下は、学生からの奨学金申請内容です。

連携内容

本研究では、コーヒーかす(珈琲粕)が持つ多孔質構造とプレバイオティクス効果に着目し、高機能なバイオ資材としての活用可能性を検討します。HPLCによる成分分析を指標として、成分特性と微生物挙動の関係を解析し、従来4週間以上を要することが多い堆肥化工程について、より短期間での処理の可能性を検証します。 また、BIOTA社の微生物解析技術を活用し、堆肥化に関与する微生物群集を包括的に解析することで、土壌細菌叢を有用菌優位に導く資源循環モデルの構築を目指します。

申請理由

コーヒーかすは焙煎や抽出条件によって成分が大きく変化するため、これまで発芽阻害や抗菌性といった課題が指摘されてきました。一方で、こうした特性を適切に制御することで、特定の微生物を選択的に活性化する基材として活用できる可能性があります。本研究では、BIOTA社との連携によりコーヒーかす内部に形成される微生物生態系を解析し、科学的根拠に基づいた堆肥化制御の可能性を探ります。

将来のビジョン

・コーヒーかすに付着する微生物の同定

多孔質内部に存在する微生物群を解析し、堆肥化を促進する菌や阻害要因となる微生物の特性を評価します。

・短期間堆肥化の可能性検証

ポリフェノール残存量やC/N比などの指標を用いて堆肥化の進行を評価し、効率的な処理プロセスの実現可能性を検討します。

・資源循環モデルの構築

成分および微生物特性に基づくコーヒーかすの品質評価の考え方を整理し、持続可能な資源利用につながるモデルの構築を目指します。

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